資料作りでちょっとしたメモや補足を入れたい時、テキストボックスって便利ですよね。
でも、いざ使おうとすると、挿入方法がわからなかったり、不要になったテキストボックスをどうやって消すのか迷ったりすること、ありませんか?

せっかく作ったのに、大きさが変わらない…

配置がなんだかズレてる…
こういう経験をした方も、きっと多いはず。
この記事では、そんなエクセルでのテキストボックスに関する「?」を解消します!
- テキストボックスの基本的な出し入れ方法
- サイズや配置を自由自在に操るテクニック
- 入力できない、消せないといった困った時の解決策
この記事を読めば、もうテキストボックスで迷うことはなくなるでしょう。
さあ、テキストボックスを自在に操って、資料作りをもっと効率的に、そして見栄え良くしてみませんか?

表現力アップの秘訣!テキストボックスで資料が見違えるデキに

「なんでテキストボックス?」資料作りの質を高める理由
資料作りで意外と重要な役割を果たすのが、テキストボックス。「単に文字を入れる箱」というだけではないんです。
情報を整理したり、構造をはっきりさせたりするのに、すごく便利なんですよね。
テキストボックスを使うと、
・情報のまとまりを視覚的に区切れる
↓
・読み手が情報を段階的に理解できる
↓
・複雑な情報やテーマを一つの資料で扱うときに超便利
という具合に、理解を助けるのにすごく役立ちます!
「へー、そんな効果が!」見た目の印象を劇的に変えるテクニック
テキストボックスは、資料の中で「ここを見て!」って注目を集めるための強力なアイテムでもあるんです。
特に、
・見てほしい数字
・伝えたいメッセージ
・ちょっとした補足情報
なんかをテキストボックスで囲むと、それらの情報が視覚的にすごく目立つようになりますよ。

いま使ったクリップカード↑みたいなイメージですね!
文字ばかりだと意識が向きにくくなりがちですが、色などで視覚的に変化を与えることで大事なポイントを強調できます。
「背景の色を変える」
「枠線をつける」
「中の文字の配置を工夫する」

こうすることで、情報の重要度を上手に伝えられて、読み手の視線を誘導することも可能になります。
これって、情報がたくさんある中で、本当に伝えたいメッセージを埋もれさせないために欠かせないテクニックだと思いませんか?
「知っておくと便利!」資料を整理するテキストボックスのおススメワザ
資料の見栄えを良くして、プロっぽい印象を与えるのにも、テキストボックスは貢献してくれます。
例えば、複数のテキストボックスを配置するとき、Excelの「配置」機能を使うと、左右中央揃えとか上下揃えとかが、あっという間にできるんです。


具体的には、配置を揃えたいテキストボックスをいくつか選んで、「図形の書式」タブにある「配置」ボタンから、「左右中央揃え」とか「上下中央揃え」を選ぶだけ。

こうすることで、手作業で細かく調整する手間が省けて、見た目も美しい資料が効率的に作れるんです。これは便利ですよ!
きちんと整列されたテキストボックスが並んでいると、資料全体がキリッとして見えますし、デザインに統一感があると信頼感にも繋がります!
もう迷わない!テキストボックスの基本操作ガイド

「どうやって作るの?」テキストボックスを作成する方法
テキストボックスを挿入するには、まずリボンメニューの「挿入」タブを開いて、「図形」というボタンを探しましょう。

この「図形」ボタンをクリックすると色々な図形が出てくるので、その中から好きなものを選んでシートの上でドラッグすれば、好きな大きさのテキストボックスが作れます。

テキストボックスができたら、中に直接文字を入力できますよ!
「消し方がわからない…」不要なテキストボックスをサッと削除
もし挿入したテキストボックスがいらなくなったら、消すのも簡単です。消したいテキストボックスの枠線をクリックして選んで、キーボードの「Delete」キーを押すだけ。
もし、いらないテキストボックスがたくさんある場合は、
・Ctrlキーを押しながら各テキストボックスを選択していく
↓
・「Delete」キーを押す
これで全部まとめて消すことができます!
「同じものをたくさん作りたい!」コピペで楽ちん増産
同じ内容とか、同じ見た目のテキストボックスをたくさん作りたいときには、コピペが楽だし速いですね。

右クリック →「コピー」でもいいですし、「Ctrlキー」+「Cキー」を一緒に押してもコピー可能です。
その後は貼り付けたい場所で右クリック →「貼り付け」を選ぶか、「Ctrlキー」+「Vキー」を一緒に押すと、テキストボックスが複製されますよ。
また、複製数が少ない場合であれば、もっと手軽な方法として
・テキストボックスを選択
・「Ctrl」キーを押しながら、テキストボックスをドラッグ
するという方法もあります。
サクッと時短!テキストボックスを自在に操るテクニック

「サイズが合わない…」テキストボックスのサイズを思い通りに変えるには?
テキストボックスのサイズは、後から自由に変えられます。
テキストボックスを選ぶと、周りに小さな丸いハンドルが表示されますよね。

このハンドルをドラッグすることで、テキストボックスの縦と横のサイズを調整したり、縦横の比率を固定したまま大きさを変えたりできるんです。
具体的に言うと、
- ①角にあるハンドルを斜めに引っ張る
引っ張る方向に従って、全体の大きさを変えられる
- ②辺の真ん中にあるハンドルを引っ張る
その方向にだけサイズが変わる
- ③Shiftキーを押しながら角のハンドルをドラッグ
図形の縦横比率を変更せずに、拡大・縮小ができる
- ④Ctrlキーを押しながらハンドルをドラッグ
図形の中心点を変更せずに、拡大・縮小ができる(そのままの位置で大きさ調整できる)
といった操作ができます!
「なんかズレてる?」テキストボックスを良い感じに配置するコツ
テキストボックスを移動する方法としては、主に2種類あります。
①テキストボックスを選択 → マウスでドラッグ
(長距離移動に最適)
②テキストボックスを選択 → キーボードの矢印キーで操作
(微調整に最適)
移動したい距離に応じて使い分けましょう。
また、全体的に見た目を整えたいなら、「配置」機能を使うと便利です。先ほど触れたため、方法は割愛しますね。
忘れちゃった方はこちら。
ピンチ脱出!テキストボックスのお悩み対処法

「あれ?どこいった?」消えたテキストボックスを見つけ出す方法

テキストボックスを入れたはずなのに見当たらない…
それ、もしかしたら他のオブジェクトの下に隠れてしまっているのかもしれません。
そんなときは、リボンメニューの「ホーム」タブにある「検索と選択」から「オブジェクトの選択と表示」を選んでみてください。

表示されたウィンドウで、テキストボックスが非表示になっていないか確認してみましょう。もし非表示になっていたら、目のアイコンをクリックすれば、また表示されるようになります。

「挿入できない!」テキストボックスが言うことを聞かない時の原因と対策
テキストボックスがどうしても挿入できないときは、エクセルの設定が関係している可能性があります。例えば、シートが保護されている場合などですね。

シートの保護を解除するか、テキストボックスの挿入が許可されているかを確認してみてください!
あと、まれにエクセルの調子が一時的に悪くなっていることもあるので、ファイルを保存 → エクセルを再起動というのも、意外と効果がありますよ。
「どうしても消せない!」削除できないテキストボックスの対処法
テキストボックスを消そうとしても消せない場合、他の図形とかオブジェクトと一緒にグループ化されている可能性があります。
そんなときは、テキストボックスを選んで、リボンメニューの「図形の書式」タブにある「グループ化」から「グループ解除」を選んでみてください。

その後で、もう一度テキストボックスを選んで削除を試してみましょう。
「勝手に動く!」テキストボックスがフラフラする原因と直し方
テキストボックスが勝手に動いてしまう場合、セルの大きさに合わせて移動したり、サイズが変わったりする設定になっているのかもしれません。
・テキストボックスを右クリック
・「図形の書式設定」を選択
・「プロパティ」を選択
・「セルに合わせて移動やサイズを変更する」にチェックが入っていたら外す

とすれば、位置がズレなくなるはずです。
「困った…」よくある表示トラブル、解決策を教えます!
- Qテキストボックスの枠線が表示されなくなってしまった。
- A
テキストボックスを選択して右クリック、「図形の書式設定」を選びます。「線」の項目で、線の色とか種類がちゃんと設定されているか確認してみましょう。
例えば、「線」の色が背景色と同じ色になっていたり、「線なし」が選ばれていると、枠線は見えなくなっちゃいます。
「線」の色を違う色に変えてみたり、「実線」などの種類を選んで、色と太さを設定してみてください。
- Qテキストボックス内の文字が小さすぎる/大きすぎる。
- A
テキストボックスを選んで、リボンメニューの「ホーム」タブにあるフォントサイズのところで、ちょうどいい大きさに変えてみてください。
フォントサイズのプルダウンメニューから好きなサイズを選んだり、直接数字を入力することもできますよ。
- Qテキストボックスが透明になってしまった。
- A
テキストボックスを選択して右クリック、「図形の書式設定」を選びます。「塗りつぶし」の項目で、塗りつぶしの色とか透明度がどうなっているか確認してみてください。
「塗りつぶしなし」が選ばれていると、テキストボックスは透明になっちゃいます。もし、色を付けたい場合は「塗りつぶし(単色)」を選んで、好きな色を指定してみてください。
透明度を調整したい場合は、色の設定の下にある「透明度」のスライダーを動かして調整できますよ!
まとめ

この記事では、エクセルでのテキストボックスの基本的な操作から、使い方のコツ、そして意外と多いトラブルの解決策まで、幅広く解説しました。
テキストボックスを使いこなすことで、資料の見やすさが格段に向上し、情報伝達の効率がアップすることを実感していただけたのではないでしょうか。
- テキストボックスの挿入と削除
- サイズ変更と自由な移動
- 見やすい文字の調整術
- 困った時の解決策
今日からすぐに使えるテクニックなので、資料作りがスムーズになるだけでなく、今まで時間がかかっていた作業もきっと楽になるはずです。
まずは、この記事で紹介した基本的な操作を試してみてください。そして、少しずつ他のテクニックを取り入れていくのがおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ぜひテキストボックスを使いこなし、サクッと定時退社できるようになりましょう!
